大垣 美穂子 「Milky Way⏤a wave of humanity」
2022年10月22日(土)〜11月20日(日)木曜日〜日曜日 13:00〜19:00
オープニングトーク|10月22日(土)17:00〜18:00
協力:KEN NAKAHASHI、熊谷雲炎
助成:公益財団法人 金子財団
《Milky Way⏤a wave of humanity》2022 ©︎Ogaki Mihoko photo by kenakian
《Milky Way⏤a wave of humanity》2022 ©︎Ogaki Mihoko photo by kenakian
《Milky Way⏤a wave of humanity》2022 ©︎Ogaki Mihoko photo by kenakian
《Milky Way⏤a wave of humanity》《Milky Way⏤a wave of humanity #01》
2022 ©︎Ogaki Mihoko photo by kenakian
《Milky Way⏤Poesie》2022 ©︎Ogaki Mihoko photo by kenakian
《Milky Way⏤Poesie》2022 ©︎Ogaki Mihoko photo by kenakian
様々な国籍、ジェンダー、皮膚の色、言語、宗教をもった周りの人物の名前から一文字を選び
大垣 美穂子
―例えば、「正」「雅」「老」「洲」「美」など―それらを古代文字で習字紙に墨の大筆で表し、
その上から包み込むように白の胡粉で銀河を描いています。
全体では135枚に及ぶ一枚一枚のドローイングを繋げてゆき、ギャラリースペースの天井で
静謐に風になびく、大きな一つの波を表現します。
大垣美穂子 OGAKI Mihoko
1973年富山県生まれ。1995年に愛知県立芸術大学美術学部美術科油画専攻を卒業。1996年からドイツ国立デュッセルドルフ ・クンストアカデミーに留学。2004年に同大学を卒業し、ドイツで活動した後、2010年に拠点を日本に移し活動している。主な展覧会や芸術祭に、「さどの島銀河芸術祭プロジェクト2022」(TAACHI、「Milky Way—for all human beings」、佐渡島、2022年)、「Milky Way—before the beginning—after the end 2021」(個展、原爆の図丸木美術館、埼玉、2021年)「immortal moment」(個展、KEN NAKAHASHI、東京、2019年)、「THE BODY—身体の宇宙—」(町田市立国際版画美術館、東京、2019年)、「Soft Landing」(個展、Gallery Voss、デュッセルドルフ、2018年)、「Eternal Moment」(個展、44er Haus、レオンディング、2015年)、「project N 54 大垣美穂子」(個展、東京オペラシティーアートギャラリー、東京、2013年)、「No Man’s Land」 (フランス大使館、2010年)など。ウェブサイトhttps://www.mihoko-ogaki.com/
[ 展覧会のご案内 ]
この度、大垣美穂子による個展「Milky Way⏤a wave of humanity」を開催いたします。大垣美穂子は1996年に渡欧後、ドイツを中心に活動し、現在日本に拠点を置いて、国内外各地で作品を発表しています。儚さをともなう壮大なテーマに向き合い制作を続けている大垣氏が 2008年より展開している「Milky Way」シリーズ。本展では、「Milky Way―a wave of humanity」と題し、古くから在り続けなくならないもの、川の水や時間、人間の存在が大きな波となって大宇宙へと繋がっていくことをテーマに制作した、新作のドローイング、インスタレーションを発表いたします。