2022. 1. 8 − 2. 20 [会期終了]

白川昌生 佐賀でダダダダか

2022年1月8日(土)〜2月20日(日)
木〜日曜日 13:00〜19:00(日曜のみ17:00まで)
パフォーマンス+アーティストトーク 1月8日(土)16:00〜18:00

助成|公益財団法人 金子財団


私は1983年以後、群馬に住んでいる。自分が住んでいる群馬で見つけられる素材、、地域の歴史、人物、風景、事件、生産物、ホームセンターで売られているものなどを表現の素材として使ってきた。自分にとってリアルな感覚を生み出せるものと関わり表現をやることが、さらなるリアルさを生み出すと考えているからだ。表現はリアルな感覚を伴うものでなければ、表現とは言えないと私は考えている。無論ヴィトゲンシュタインのような分析を行えば、そういうリアルも消滅してしまうのだが、このリアルさこそが想像力を引き立てる源泉だと思える、自分の経験からあえて自分の生活空間、時間、場所にこだわって表現へと向かっている。
自分なりのリアルにこだわる、これが私のダダになるのだ。

白川昌生

白川昌生 Shirakawa Yoshio

1948年北九州戸畑生まれ。1970年に渡欧し、ストラスブール大学文学部哲学学科、72年ストラスブール州立美術学校、73年カールスルーエ国立美術大学、74年パリ国立美術学校にて学ぶ。81年国立デュッセルドルフ美術大学卒業。13年間を欧州で暮らし、帰国後は群馬を拠点にしながら幅広い芸術実践を続けている。74年より国内外での作品発表多数。近年の主な展示には、個展「ここが地獄か、極楽か。」(丸木美術館 2021)、「表現の生態系 世界との関係をつくりかえる」(アーツ前橋 2019)、「100年の編み手たちー流動する日本の近現代美術ー」(東京都現代美術館 2019)、「あいちトリエンナーレ」(愛知県 2019)、「群馬の美術 2017ー地域社会における現代美術の居場所」(群馬県立近代美術館 2017)、「ミュージアムとの創造的対話vol.1ーMONUMENT」(鳥取県立博物館 2017)、「あいちトリエンナーレ」(愛知県 2016)、個展「白川昌生 ダダ、ダダ、ダ 地域に生きる想像の力」(アーツ前橋 2014)ほか。地域における主な活動として、「場所・群馬」発足、前橋芸術家協会 MAAS」設立、前橋市の美術館構想プレイベントとして「駅家の木馬祭」の企画・開催、前橋映画祭の企画・開催など。執筆活動による著書には、「美術、神話、総合芸術」2019、「贈与としての美術」2014、「美術館・動物園・精神科施設」2010 (水声社)など。そのほかにもシンポジウムや対談の企画・登壇、専門学校や大学など教育の場での授業や講和など様々な活動を展開している。

《渋川プラットフォーム計画》2005
写真:木暮伸也
《弁天通り》2009
写真:木暮伸也

[展覧会のご案内]

このたび kenakianでは、白川昌生の個展を開催いたします。
白川昌生は1948年北九州に生まれ、70年に欧州へ渡りフランス・ドイツで思想や美術を学びました。
83年の帰国後は、群馬を拠点にしながら 幅広い芸術実践を展開している美術作家です。
2022年のはじまりに、本展を是非ご高覧いただけますと幸いです。
皆様のご来場をお待ちしております。